令和7年6月27日国土交通省報道発表資料 川辺川の流水型ダムに係る水源地域整備計画を変更しました ~水源地域の熊本県五木村・相良村の安全確保と地域振興を図ります~
川辺川ダムの諸元が多目的ダムから流水型ダムに変更されたことを踏まえ、同ダムの上下流域における安全確保や地域振興のための新たな措置を講じる必要が生じたことから、水源地域対策特別措置法に基づき、熊本県知事から国土交通大臣へ川辺川ダム水源地域整備計画の変更案が提出されました。
これを受け、同法に基づき国土交通大臣が同計画の変更を決定したものです。
○ 水源地域対策特別措置法(昭和48年法律第118号)に基づく水源地域整備計画は、ダムの建設によって著しい影響を受ける地域の生活環境及び産業基盤を整備することで、関係住民の生活の安定等を図ることを目的としています。
○ 「球磨川水系川辺川川辺川ダムに係る水源地域整備計画」(以下「整備計画」と言う。)は昭和61年12月に決定され、同計画に基づいて同ダムに係る水源地域である熊本県球磨郡五木村及び相良村で、治山、治水、道路等の整備事業が進められてきたところです。
○ 令和2年7月豪雨災害を踏まえて令和4年8月に球磨川水系河川整備計画が策定され、ダムの諸元が多目的ダムから流水型ダムに変更されました。これにより、ダム上下流域での安全確保や地域振興を追加的に図る必要が生じたことから、新たに治山、治水、道路など6事業を追加すること等を目的に整備計画の変更を行ったものです。
○ 整備計画に基づく事業の実施を通じて、同ダムに係る水源地域の皆様の生活の安定や地域振興等を図るとともに、国としても、引き続き必要な支援を行ってまいります。
報道発表資料(PDF形式)