「六角川水系緊急治水対策プロジェクト」を開始します 令和元年12月20日国土交通省

令和元年8月豪雨では、堤防からの越水、支川や水路からの氾濫等により、六角川水系において甚大な被害が発生しました。
この災害に対して、関係機関が連携し「六角川水系緊急治水対策プロジェクト」を取りまとめました。
本プロジェクトでは、築堤、河道掘削、遊水地整備、排水ポンプ増強等を令和6年度までに実施する河川激甚災害対策特別緊急事業に着手するほか、国、県、市町等が連携し、ため池の活用など浸水被害の軽減に向けた流域における治水対策や、災害危険区域の設定など住まい方の誘導といったソフト施策を進めてまいります。

<六角川水系緊急治水対策プロジェクトの概要> ・・・別紙1,2

[1]被害の軽減に向けた治水対策の推進(河川における対策) 約418億円 ・・・別紙3
○河川激甚災害対策特別緊急事業
国:六角川・牛津川 約350億円
県:武雄川・広田川・山犬原川 約34億円
○河川大規模災害関連事業
国:牛津川 約17億円
○河川等災害復旧事業
国:六角川・牛津川 約2億円
県:六角川水系 約15億円

[2]地域が連携した浸水被害軽減対策の推進(流域における対策)
・ため池等既存施設の有効活用
・クリークを活用した雨水貯留容量の確保 等

[3]減災に向けた更なる取り組みの推進(まちづくり、ソフト施策)
・「まちづくり」による水害に強い地域への誘導
・住まい方の誘導等(災害危険区域等の設定)による水害に強い地域づくりの推進 等

詳細は九州地方整備局の記者発表資料をご覧ください。

報道発表資料

別紙1 六角川水系緊急治水対策プロジェクト

別紙2 六角川水系緊急治水対策プロジェクト(位置図)

別紙3 六角川水系緊急治水対策プロジェクト(河川における対策)