ひたちなか市(中丸川流域)、福山市(手城川流域)の浸水対策を「100mm/h安心プラン」で強力に推進!

 国土交通省は、茨城県ひたちなか市から申請のあった「中丸川流域における浸水被害軽減プラン」、広島県福山市から申請のあった「福山市手城川流域における床上浸水被害解消プラン」を9月20日に「100mm/h安心プラン」として登録しました。(別添1参照)
 今後、河川や下水道の整備等のハード対策と住民への啓発等のソフト対策が一体的に促進されます。

 近年、短時間の局地的な大雨(いわゆるゲリラ豪雨)等により、浸水被害が多発しています。この対策として、国土交通省では、河川や下水道の整備等のハード対策に加え、住民の避難行動を支援するためのソフト対策を一体的に実施する計画を、「100mm/h 安心プラン※」として登録する制度を平成25年度に創設しています。(別添2参照)
これまで、全国各地の浸水対策を「100mm/h 安心プラン」として登録しており、今回の2件の登録で計23件になります。
この登録により、河川や下水道等の連携による効果的なハード対策が促進されるとともに、民間企業と連携した情報発信を行う等、地域の防災意識の向上につながることが期待されます。

【取組効果】
・茨城県ひたちなか市 中丸川、大川おおかわ
対象降雨に対する家屋浸水被害と道路冠水の軽減

・広島県福山市 手城川、谷地たにぢがわ
対象降雨に対する床上浸水被害の解消

※100mm/h安心プラン:
河川管理者及び下水道管理者による河川と下水道の整備に加え、住民(団体)や民間企業等の参画のもと、浸水被害の軽減を図るために実施する取組を定めた計画です。
登録されると交付金の重点配分や交付要件の緩和の対象となります。

詳細は、こちらをダウンロードしてください。

報道発表資料

別添1 今回の登録箇所

別添2 100mm/h安心プランについて