ネイチャーポジティブを実現する川づくりを進めます ~ 有識者による 検討会の提言 を公表します~

令和6年5月24日 国土交通省報道発表資料
このたび、「生物の生息・生育・繁殖の場としてもふさわしい河川整備及び流域全体としての生態系ネットワークのあり方検討会」の提言がとりまとめられました。
今後、国土交通省では、本提言を踏まえ、具体的な取組を進めてまいります。

国土交通省では、河川環境施策に関するこれまでの取組から得られた知見 や 社会経済情勢等 の変化を踏まえ、今後の河川環境施策をより効果的に実施していくため、令和6年2月に 有識者による「生物の生息・生育・繁殖の場としてもふさわしい河川整備及び流域全体としての生態系ネットワークのあり方検討会」を設置し、 検討してき ました。

このたび、本検討会の提言「生物の生息・生育・繁殖の場としてもふさわしい河川整備及び流域全体としての生態系ネットワークのあり方」がとりまとめられ 、河川における取組と流域における取組の両面から、「今後の河川整備等のあり方」が提言されました。

<本 提言のポイント 今後の河川整備等のあり方>
○河川における取組
・「生物の生息・生育・繁殖の場」を河川環境の定量的な目標として設定
・災害復旧や施設更新を、 ネイチャーポジティブを実現する機会と捉え、環境も改善 等
○流域における取組・流域治水の取組とあわせ 、 グリーンインフラの取組 を 展開
・生態系ネットワーク協議会の取組の情報発信・共有
・民間企業等による流域における環境活動の認証、 官民 協働 に向けた支援や仕組み の充実 等

本提言の概要については別紙1、本文については別紙2をご参照ください。
本検討会の資料等は、 以下の 国土交通省 ウェブサイト から ご覧ください。

https://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/seitai_network/index.html

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