ハイブリッドダムの取組に関するサウンディングでのご意見等も踏まえ、 事業化に向けた検討を進めていきます

令和5年2月14日 国土交通省では、「ハイブリッドダム」の取組を推進するにあたり、多様な民間企業等のご意見やご提案をお聞きする「サウンディング(官民対話)」を実施しました。今般、サウンディングでのご意見・ご提案をとりまとめるとともに、ご意見等も踏まえ、「ハイブリッドダム」の事業化の検討に向けた今後の取組やスケジュールについてお知らせします。

1.「ハイブリッドダム」の取組について
・国土交通省では、近年の気候変動の影響による水害の激甚化・頻発化を踏まえた治水対策とともに、2050年カーボンニュートラルに向けた取組みを加速させるため、治水機能の強化と水力発電の促進を両立させる「ハイブリッドダム」の取組を進めています。
・この「ハイブリッドダム」は、最新の気象予測技術や土木技術を活用し、天候に応じた貯水量の柔軟かつ高度な運用を実現することによって、治水容量と発電容量の増強を図るものです。これに併せて、ダムが立地する地域の振興にも官民連携で取り組むこととしています。(別紙1参照)
2.ハイブリッドダムの取組に関するサウンディングでのご意見等について
・「ハイブリッドダム」の取組を推進するにあたり、民間投資が可能な治水・水力発電を両立できる方策や民間活力を活かした地域振興について、多様な民間企業等のご意見やご提案をお聞きする「サウンディング(官民対話)」を実施したところ、34者の参加
があり、いただいたご意見・ご提案をとりまとめました。 (ご意見等の概要は別紙2参照)
※詳細は、以下に掲載しておりますので併せてご参照ください。    http://www.mlit.go.jp/river/dam/hybridsounding.html
3.サウンディング結果も踏まえたハイブリッドダムの今後の取組について
・サウンディングでのご意見等も踏まえ、ハイブリッドダムの事業化に向け、具体の手法ごとに、今後の取組やスケジュールについてお知らせいたします。
・また、ハイブリッドダムの取組のうち、既設ダムの運用高度化による増電の取組(洪水後期放流の工夫や、非洪水期の弾力的運用)については、今年度、6ダムで試行しましたので、その状況について併せてお知らせします。(別紙3参照)

詳細は、報道発表資料をダウンロードして下さい。

報道発表資料