令和7年5月30日国土交通省報道発表資料 川は“生き物の宝庫” 気候変動や外来生物の影響も ~河川水辺の国勢調査34 年の成果を分析~
国土交通省は、平成2年度から「河川水辺の国勢調査」を実施しています。
このたび、最新(令和5年度)の調査結果をこれまでのデータとあわせて分析し、特徴をとりまとめましたのでお知らせします。
今回の分析により、日本の生物多様性を支える河川の重要性や、気候変動・外来生物の影響等が明らかになりました。
○国土交通省では、河川環境の整備と保全を適切に推進するため、河川・ダムにおける生物相を定期的、継続的、統一的に把握することを目的として、平成2年(1990年)度より「河川水辺の国勢調査」を実施しています。
本調査は、全国すべての一級河川の国管理区間を主な対象としており、これまでの34年間で約4000 調査※ を実施しています。
※河川のみ。ダムの調査結果は別途取りまとめ予定。
○これまでの調査結果から生物相の変化傾向を分析し、特徴をとりまとめました。
○分析結果の詳細については別紙をご参照ください。
○今後は、各河川においても経年的な整理・分析を行い、河川整備基本方針の検討や、河川整備計画における定量的な目標の検討に活用するなど、河川管理に一層活かしてまいります。
*令和5年度の調査結果の概要については、河川環境データベースをご覧下さい。
https://www.nilim.go.jp/lab/fbg/ksnkankyo/mizukokuweb/download/R05.htm
報道発表資料(PDF形式)