全国初 秋田市を流れる太平川で「内水被害等軽減対策計画」を登録

令和6年4月4日国土交通省報道発表資料
〇 令和5年7月豪雨により、雄物川水系太平川流域の中・下流部に位置する秋田市街地では、大規模な内水被害が発生したことから、流域のあらゆる関係者が連携し、 内水被害の軽減を図ることを目的に、今般、秋田県と秋田市が連携し、太平川流域(秋田市街地)における「内水被害等軽減対策計画」を策定し、国土交通省において登録を行うものです。
〇 この太平川流域(秋田市街地)における「内水被害等軽減対策計画」は、令和6年度の制度創設後、全国初の登録となります。
〇 今後、国土交通省として、『太平川における内水被害等軽減対策計画』に基づいて実施する河川・下水道事業について、重点的な財政支援に努めてまいります。

<計画の概要> (別添1)
太平川における内水被害等軽減対策計画
〇 全体計画額  :約428億円
〇 対象期間   :令和6年度~令和14年度
〇 計画策定主体 :秋田県、秋田市
※全体計画額については、今後変更となる可能性があります。

令和5年11月に雄物川圏域流域治水協議会 下流圏域分科会(構成機関に秋田県、秋田市を含む)にて策定した「雄物川下流圏域水災害対策プロジェクト」 に『太平川流域における内水被害等軽減対策計画』の内容を反映し、さらなる整備を推進します。
■雄物川圏域流域治水協議会 下流圏域分科会の記者発表資料はこちら
URL: https://www.thr.mlit.go.jp/akita/river/10_ryuuikichisuikyougikai/index2.html

<「内水被害等軽減対策計画」の概要> (別添2)
国土交通省水管理・国土保全局は、内水被害の蓋然性が特に高い地域を対象に、中小河川流域における内水被害等を軽減することを目的として、ハード・ソフトの事業をパッケージ化し、対策を加速化する「内水被害等軽減対策計画」に係る制度を創設しました。

報道発表資料(PDF形式)PDF形式

別添1 <水被害等軽減対策計画>(PDF形式)PDF形式

別添2 <「内水被害等軽減対策計画」の概要>  (PDF形式)PDF形式