全国15 河川が「水質が最も良好な河川」に ～ 令和４年は全国一級河川の94％で環境基準を満足 ～
令和5年7月6日 国土交通省報道発表資料
国土交通省では毎年7 月の河川愛護月間に、全国一級河川の水質調査結果を公表しています。
令和４年「水質が最も良好な河川」（*1）は、15 河川。荒川（福島県）、川辺川（熊本県）、五ヶ瀬川（宮崎県）は10 年以上連続（*2）です。
過去10 年間でBOD 値が大幅に改善されている地点（*3）の上位１位は、淀川水系猪名川の利倉地点です。
（*1）国土交通省が実施している水質調査において対象となる全国159 河川のうち、以下の両方の条件を満たす河川。
・対象河川の各調査地点のBOD（生物化学的酸素要求量）年間平均値について、全調査地点で平均をとった値が0.5mg/L（環境省の定めるBOD の報告下限値）
・対象河川の各調査地点のBOD75%値について、全調査地点で平均をとった値が0.5mg/L （環境省の定めるBOD の報告下限値）
（*2）荒川（福島県）：平成22 年～13 年連続、川辺川（熊本県）：平成18 年～17 年連続、五ヶ瀬川（宮崎県）：平成25 年～10 年連続
（*3）令和4 年と平成24 年の地点毎の年間の平均的な水質（BOD 値）から、10 年間の直轄管理区間の水質改善幅による地点の水質改善状況を比較
○令和４年「水質が最も良好な河川」【概要パンフレット p3】
○過去10年間の水質改善状況【概要パンフレット p5】
○環境基準の満足状況【概要パンフレット p6】
・一級河川で環境基準を満足した地点は94％（840 地点/889 地点）となりました。
○きれいな水や水質改善を活かした取組の特集【 概要パンフレット p 13 ～】
きれいな水や水質改善を活かした取組を行う鳥取県天神川、福井県九頭竜川、岩手県北上川、香川
県土器川について特集をしています。
■「令和４年全国一級河川の水質現況」の概要パンフレットやより詳しい水質データ、及び地方版一級河川
の水質現況については、下記を参照ください。
（http://www.mlit.go.jp/river/toukei_chousa/kankyo/kankyou/suisitu/r4_suisitu.html)
添付資料
