名古屋市(山崎川流域)の浸水対策を「100mm/h安心プラン」で強力に推進!
令和2年3月31日
「第二期山崎川流域浸水対策推進プラン」(名古屋市)を3 月31 日に「100mm/h 安心プラン」として登録しました。(別添1参照)
本プランの実施により、甚大な被害のあった平成12 年東海豪雨相当の雨が降った場合においても、名古屋市営地下鉄新瑞橋あらたまばし駅周辺地域における床上浸水を約7割低減させる見込みです。
近年、短時間の局地的な大雨(いわゆるゲリラ豪雨)等により、浸水被害が多発しています。この対策として、国土交通省では河川や下水道の整備等のハード対策に加え、住民の避難行動を支援するためのソフト対策を一体的に実施する計画を、「100mm/h 安心プラン※」として登録する制度を平成25 年度に創設しています。(別添2参照)
これまで、全国各地の浸水対策を「100mm/h 安心プラン」として登録しており、今回の登録で計24 件になります。
この登録により、河川や下水道等の連携による効果的なハード対策が促進されるとともに、住民と連携した防災活動を行う等、地域の防災意識の向上につながることが期待されます。
【取組効果】
・愛知県名古屋市 山崎川
平成12 年東海豪雨に対して、交通結節点である名古屋市営地下鉄新瑞橋駅(桜通線、名城線)周辺地域における床上浸水被害面積
(床上浸水が発生する見込みの浸水深50cm 以上の浸水面積)を約7割軽減
※100mm/h 安心プラン:
河川管理者による河川の整備又は下水道管理者による下水道の整備に加え、住民(団体)や民間企業等の参画のもと、浸水被害の軽減を図るために実施する取組を定めた計画です。登録されると交付金の重点配分や交付要件の緩和の対象となります。
詳細は、こちらをダウンロードしてください。