我が国の水防技術を世界に広めます!! ~日・米・英・蘭4ヶ国等の連携による初めての「国際水防ハンドブック」の発刊~
令和6年12月13日国土交通省報道発表資料
国土交通省と、米国・英国・オランダ等、世界12ヶ国の産学官71名の関係者が連携して作成した「国際水防ハンドブック」が、各国の水防技術を紹介する初めての国際文書として、12月10日に発刊され、公表されました。
我が国が有するハード・ソフト一体の治水対策の知見や地域が主体となって行う水防の体制や訓練、「土のうの作り方・積み方」などの具体的な水防工法の解説などをハンドブックに盛り込みました。
今後、国際協力等を通じ、我が国同様に洪水被害に悩む諸外国における水防活動や人材育成などにおいて活用されることが期待されます。
1.「国際水防ハンドブック(International Handbook on Emergency Management for Flood Defences)」について
洪水から防御するための緊急的なリスク管理に必要な基本的な原則及び好事例(ベストプラクティス)を包括的に取り上げた初めての国際文書として、国土交通省に加え、米国陸軍工兵隊、英国環境庁、オランダ インフラ・水管理省の4ヶ国の関係省庁と、我が国の2名(板垣 修 土木研究所河道保全研究グループ長及び時岡 利和 三重河川国道事務所長)を含む、各国の学識者・民間研究者等計71名がボランティアとして協力し、執筆・編集したもの。
なお、本ハンドブックの編集には、(一社)日本防災プラットフォーム及び八千代エンジニヤリング(株)が、同じくボランティアで貢献している。(詳細は別紙を参照ください。)
2.「国際水防ハンドブック」公表URL(英語)
※オランダ インフラ・水管理省ウェブサイトへのリンクです。https://www.rijkswaterstaat.nl/en/handbook
報道発表資料(PDF形式)