水源地域対策特別措置法に基づく「指定ダム」として鳥海ダム(秋田県)を指定【閣議決定】
令和2年3月24日 鳥海（ちょうかい）ダムについて、水源地域対策特別措置法に基づく「指定ダム」として指定することが、本日、閣議決定されました。
今後は、ダム建設事業の進捗に併せて、同法に基づき、水源地域整備計画を策定し、その計画を推進すること等により、ダムの建設によって著しい影響を受ける地域について生活環境、産業基盤等が整備されることになります。
子吉川水系子吉川鳥海ダムについて、ダム建設による水源地域の基礎条件の著しい変化の影響緩和のため、水源地域対策特別措置法に基づく水源地域整備計画の策定に向けた手続きの一環として、関係政令※を改正し、令和２年3 月24 日付けで同法に基づく「指定ダム」として指定するものです。
※水源地域対策特別措置法第２条第２項のダム、同条第３項の湖沼水位調節施設及び同法第９条第１項の指定ダムを指定する政令
○今後のスケジュール 令和２年 ３ 月２７ 日：公布・施行
○水源地域対策特別措置法
・「指定ダム」とは
国、地方公共団体又は独立行政法人水資源機構が建設するダムのうちその建設により相当数の住宅又は相当の面積の農地が水没するダムで政令で指定するものをいう。
＜指定ダムの基準＞
水没戸数20 戸以上又は水没農地面積20ha 以上（北海道は60ha 以上）
・「水源地域整備計画」とは
水源地域対策特別措置法に基づく水源地域整備計画は、ダムの建設によって著しい影響を受ける地域について生活環境、産業基盤等を整備するため策定するものであり、
その実施を推進する等特別の措置を講ずることにより関係住民の生活の安定と福祉の向上を図るものです。
○鳥海ダムの概要
鳥海ダムは、子吉川水系の子吉川における洪水被害の軽減、流水の正常な機能の維持、水道用水の供給及び発電を目的として
秋田県由利本荘市に建設されるダムです。（別紙）
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