水防月間(5月1日~5月31日)のお知らせ ~洪水から守ろうみんなの地域~
令和2年4月24日 国土交通省では、防災・減災の取組の一環として、梅雨や台風の時期を迎えるにあたり、国民一人ひとりが水防の意義及び重要性について理解を深められるよう、毎年5月(北海道では6月)を「水防月間」として定めています。
水防災意識社会の再構築に向けて、大規模氾濫減災協議会の場等も活用して関係機関と協力し、各地域において水防訓練や水防団等と河川管理者による合同巡視等、様々な取組を実施します。なお、本年度においては、新型コロナウイルスの感染拡大の状況を踏まえ、各地域の状況に応じ中止・延期・規模を縮小する場合等があります。
【「水防月間」中の取組】
水 防 訓 練
水防団や消防団を対象とした水防工法の知識の取得と技術の体得のための水防工
法訓練を開催します。また、水防団員や国土交通層職員等を対象に、河川管理施設(樋
門等)や災害対策車両(排水ポンプ車等)の操作訓練等の実施や水防技術を伝承する人
を育てるための講習会を開催します。
※例年実施している総合水防演習は、新型コロナウイルス感染症の影響により実施を見
送ります。
水防団等と河川管理者による重要水防箇所の合同巡視
水防団等と河川管理者が合同で巡視を行い、水防活動のうえで特に注意を要す箇所
(重要水防箇所)や水防倉庫、水位観測所を確認し、洪水時の適切な水防活動を行え
るよう備えるとともに、水防意識の向上を図ります。
河川管理施設の点検等
河川管理施設を点検し、必要な補修等を行うとともに、操作体制を確実にします。
また、許可工作物の施設管理者に対し必要な指導監督等を行います。
そ の 他
ポスター・リーフレットの配布を通じ水防月間のPR活動を行うなど、広く国民に
向け水防の重要性と水防に関する基本的考え方の普及を図ります。また、若者や女性
などを含めた水防団員の募集を行います。
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