観測したレーダ雨量の生データを配信! ~「水防災オープンデータ提供サービス」に新たな項目を追加~

令和4年4月28日 国土交通省では、民間事業者が提供するウェブサイトやアプリを通じて広く国民の皆様に河川情報が提供されるよう「水防災オープンデータ提供サービス」において河川水位等のデータ配信を実施しています。
解析処理により作成した二次元250mメッシュの合成雨量データなどに加え、新たに雨量レーダで観測した解析処理前のデータを配信します。 このデータが活用されることで、三次元解析など民間主導の新たな技術開発が期待されます。

「水防災オープンデータ提供サービス」では、国が観測したレーダ雨量、都道府県を含む雨量・水位、カメラ画像等の河川情報数値データを、配信事業者(一般財団法人 河川情報センター)を通じて、民間事業者など受信希望者に対して有償(実費相当額を賄う範囲内)で配信しています。
これまでの利活用事例
https://www.mlit.go.jp/river/event/main/datahaishin/pdf/20220331_riyoukatsuyoujirei.pdf
このたび、新たに解析処理前の観測データを配信することとし、利用の受付を開始します。
このデータを用いて民間主導で三次元解析などが実施されることにより、民間事業者による予測解析精度の向上のほか、ゲリラ豪雨のような突発的な雨雲の発達過程を捉えるなどの民間技術の促進が期待されます。
データ配信を希望する方は、以下のウェブサイトよりお申し込み方法をご確認下さい。
(一財)河川情報センター http://www.river.or.jp/koeki/opendata/index.html

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