大規模自然災害の発生に備えTEC-FORCE を1万2千人規模に増強!~ TEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)の体制・機能を強化 ~

国土交通省では、大規模自然災害への備えとして、迅速に被災自治体などへの支援が行えるよう、平成20 年4 月にTEC-FORCE を創設し、これまで93 の災害で活動してきました。
我が国では、首都直下や南海トラフ等の地震、異常気象による大規模広域豪雨水害など、大規模自然災害の発生が懸念されているため、今般、TEC-FORCE による被災自治体の支援、復旧活動をより一層円滑・迅速に行うことを目指し、隊員を1万2千人規模に増強するとともに、各地方整備局に災害対策マネジメント室を新たに設置する等、TEC-FORCE の体制・機能の強化に取り組みました。

1.TEC-FORCE 隊員を1万2千人規模に増強

TEC-FORCE 創設から11 年目、これまでの派遣実績、人材育成などにより隊員を増強した結果、隊員数は1 万人を越え、創設当時の約5倍となりました。(平成31 年4 月1 日時点)

2.防災体制とTEC-FORCE 活動を強化するため新組織を設置

TEC-FORCE 活動を強化するため、国土交通本省に『大臣官房参事官』を1名増員しました。また、防災体制の充実・強化を図るため、全国の地方整備局に『統括防災官』、『災害対策マネ ジメント室』等を新たに設置し、TEC-FORCE 隊員の派遣調整や現地活動の後方支援、指揮命令体制を強化しました。(平成31 年4 月1 日設置)

3.新技術を導入し情報収集力・防災対応力を強化

・全国に配備されている8 機の災害対策用ヘリコプター全機に、衛星通信「ヘリサット」を導入しました。(平成31 年3 月、8 機全機に導入)
・TEC-FORCE 活動がより安全・迅速に行えるようドローンやレーザー計測機等ICT技術の活用・導入を進めています。

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・報道発表資料