2級水系も含めた全国94ダムで事前放流を実施! ~令和3年度出水期における事前放流の実施状況~

令和3年11月16日 国土交通省報道発表

令和3年度の出水期において、国が管理する1級水系と都道府県が管理する2級水系とを合わせて、全国の計94ダムで事前放流を実施し、台風等による出水に備えました。

○ 令和元年12月に策定された「既存ダムの洪水調節機能の強化に向けた基本方針」に基づき、
令和2年度の出水期から国が管理する1級水系(ダムのある全99水系)で事前放流の運用を開始し、
令和3年度の出水期においては都道府県が管理する2級水系でも事前放流の実施体制を整えて出水に備えました。

※ ダムのある355水系のうち、海に近い位置のダムのように事前放流の効果が見込めない
ダムしかない水系等を除いた321水系

○ 今般、令和3年度の出水期における事前放流の実施状況をとりまとめましたのでお知らせします。
事前放流の実施により、木曽川、信濃川においては、下流の流量を減らす効果があったと推定されています。
(詳細は、【別紙資料】参照)

<令和3年度出水期における事前放流の実施状況(概要)>

治水等(多目的)ダム(国土交通省 12 ダム
治水等(多目的)ダム(水資源機構)  7 ダム
治水等(多目的)ダム(県) 29 ダム
利水ダム 46 ダム
計  94ダム

※内閣府沖縄総合事務局含む

【別紙資料】
・令和3年度出水期における事前放流の実施状況(総括)
・事前放流の実施状況と利水ダムによる効果(木曽川上流ダム、信濃川上流ダム)

(参考)関連資料は、下記のホームページをご覧ください。
○既存ダムの洪水調節機能強化に向けた検討会議
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kisondam_kouzuichousetsu/
○既存ダムの洪水調節機能強化に向けた基本方針
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kisondam_kouzuichousetsu/pdf/kihon_hoshin.pdf

詳細は、こちらダウンロードしてください。

報道発表資料

別紙資料