福井県 九頭竜川水系鹿蒜川 全国で初めて「流域治水型災害復旧」を採択 ~「流域治水」の考え方に基づいた制度の活用により、水害に強い地域づくりを推進~

令和5年1月31日  令和4年8月の大雨により甚大な浸水被害が発生した九頭竜川水系鹿蒜川において、全国で初めて「流域治水型災害復旧」(令和4年度創設)を採択し、「流域治水」の考え方に基づいた制度の活用により、水害に強い地域づくりを推進します。
なお、福井県では、鹿蒜川流域において、この流域治水型災害復旧に加え、地域交通へ大きな影響を及ぼした道路や農地などの被災施設の復旧をはじめとしたハード対策、災害危険区域の指定による土地利用規制やタイムライン等の避難行動に資するソフト対策など、地域全体の防災力の向上に向けた一体的な取組を開始します。

◯ 流域治水型災害復旧について

災害復旧事業においても、流域治水の考え方に基づき、上流から下流、本川・支川の流域全体を俯瞰し、流域全体で水災害リスクを低減する対策を推進するため、令和4年度に創設した制度です(流域治水型災害復旧制度の詳細は別紙1を参照)。

  • 堤防の決壊や越水が発生した場合、災害復旧事業により、輪中堤や遊水地、排水施設等を整備し、遊水機能を確保しつつ家屋浸水を防御することで、下流における改修を待つことなく、被災箇所の再度災害防止を実現するものです(九頭竜川水系鹿蒜川における流域治水型災害復旧の詳細は別紙2を参照)。

◯ 福井県による地域全体の防災力向上に向けた取組について
詳細は、別添「参考資料」及び福井県HPをご覧ください。

  •  「鹿蒜川流域 防災・減災プロジェクト」(福井県)

https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/sabo/230126kahiru_bousaigensai_p.html

詳細は、下記報道発表資料をダウンロードして下さい。

報道発表資料