令和5年7月豪雨を踏まえた「筑後川水系巨瀬川流域 緊急治水対策プロジェクト」の実施計画を策定 ~流域のあらゆる関係者が協働し、水害、土砂災害に対する強靱な地域づくりを推進~

令和5年12月15日 国土交通省報道発表資料

令和5年7月豪雨により甚大な被害が発生した巨瀬川流域において、強靱な地域づくりを目指すための対策として、令和5年11月15日に開催した第4回巨瀬川流域治水推進会議でとりまとめた「筑後川水系巨瀬川流域 緊急治水対策プロジェクト」について、その実施計画を策定しました。国・県・市等が連携し、河川及び砂防事業における対策を集中的に実施することにより、令和5年7月豪雨と同規模の豪雨に対して、家屋など流域における浸水被害の軽減を図るとともに、土砂・流木災害を軽減し、強靱な地域づくりを目指します。

<筑後川水系巨瀬川流域 緊急治水対策プロジェクト 河川及び砂防事業における対策>
・事業期間 令和5年度~概ね5年間
・河川事業における対策 全体事業費: 約254億円
(国事業:約133億円  県事業(災害復旧):約121億円)
事業内容 :河道掘削、築堤、樋門・樋管、橋梁改築、護岸復旧
・砂防事業における対策 全体事業費:約36億円(県事業:約36億円)
事業内容 :砂防堰堤等の整備
※このほか、筑後川背水1)対策や洪水調節施設の調査・検討に着手するとともに、事業採択になったものから、費用が
確定した段階で事業費に追加。 1)背水とは、バックウォーターとも言われ、本川水位変化の影響が支川にも及ぶ現象
※プロジェクトの実施計画概要については、別紙をご参照ください。
詳細については、以下のURL よりご覧ください。
〇筑後川水系巨瀬川流域 緊急治水対策プロジェクト(九州地方整備局 筑後川河川事務所)
https://www.qsr.mlit.go.jp/chikugo/bousai/kosegawa/index.html

 

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