令和7年9月18日 国土交通省関東地方整備局 江戸川河川事務所報道発表資料 首都圏外郭放水路・調圧水槽を幻想的に彩ります! ~首都圏外郭放水路8つのパワーアップ計画・調圧水槽ライトアップをデモ公開~

江戸川河川事務所が管理する治水施設である首都圏外郭放水路では、防災ツーリズムにおける8つのパワーアップ計画の取り組みの一つとして、ツアーの基幹コースである「地下神殿コース」を更にパワーアップさせ、調圧水槽内を様々な光と音で鮮やかに彩る新規コースの開始を予定しています。今回、新規コース開始に先立ち、ライトアップのデモ公開を行います。
首都圏外郭放水路は埼玉県春日部市に位置し、地底50mを流れる世界最大級の地下放水路で、中でも調圧水槽は「防災地下神殿」とも称される壮大な地下施設です。放水路から調圧水槽に達した水は一時的に貯められ、毎秒200立方メートルの排水能力を誇るポンプで江戸川に排水します。首都圏外郭放水路は洪水時に中小河川の氾濫を防ぐための重要な役割を担っている治水施設です。
令和7年3月より開始した「首都圏外郭放水路 防災ツーリズム 8つのパワーアップ計画」では、従来の観光資源としてのインフラツーリズムをより深化させ、多くの見学者の皆様に楽しく「災害の自分事化」を身につけていただくための取り組みを進めています。
新設される「調圧水槽ライトアップコース(仮称)」では、「水害から流域を守る首都圏外郭放水路」をテーマに調圧水槽を光と音で幻想的に彩り、見学者の皆様に特別な空間を体感していただくと共に防災意識の向上とさらなる広域展開を目指します。

詳細は会からダウンロードください。

https://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/kisha_02714.pdf