全国18河川が「水質が最も良好な河川」に ~ 令和2年は全国一級河川の98%で環境基準を満足 ~
令和3年7月1日 国土交通省では毎年7月の河川愛護月間に、全国一級河川の水質調査結果を公表しています。
令和2年「水質が最も良好な河川」に選ばれたのは、18河川(*1)。今回狩か野川のがわ(静岡県)は初めて、荒川あらかわ(福島県)、川辺かわべ川がわ(熊本県)は10年以上連続(*2)で選出されています。
(*1)国土交通省が実施している水質調査において対象となる全国159河川のうち、以下の両方の条件を満たす河川。
・対象河川の各調査地点のBOD(生物化学的酸素要求量)年間平均値について、全調査地点で平均をとった値が
0.5mg/L(環境省の定めるBODの報告下限値)
・対象河川の各調査地点のBOD75%値について、全調査地点で平均をとった値が0.5mg/L (環境省の定めるBODの報告下限値)
(*2)荒川(福島県):平成22年~11年連続、川辺川(熊本県):平成18年~15年連続
○令和2年水質が最も良好な河川【パンフレット p3】 こちらからダウンロードして下さい。
○環境基準の満足状況【パンフレット p6】
・一級河川で環境基準を満足した地点は98%(868地点/888地点)で、13年連続95%以上となりました。
○きれいな水質を活かした地域活性化特集【パンフレット p9~】
・行政と住民が一体となって水質浄化に取り組み、大幅な水質改善を実現した兵庫県猪名川をはじめ、
島根県高津川、徳島県吉野川、山形県赤川について特集をしています。
■より詳しい水質データや地方版パンフレットについては、下記を参照ください。
(http://www.mlit.go.jp/river/toukei_chousa/kankyo/kankyou/suisitu/r2_suisitu.html)